台湾旅行の際、夜遅くなると無性に食べたくなる牛肉麺。今回は洛陽街(西門と北門の中間)で24時間営業している富宏牛肉麺に行ってみました。
富宏牛肉麺は兄弟ゲンカの結果二つのお店に分裂し、同じ店構え&メニューで隣り合って営業していたことでも有名。牛肉麺ストリートと呼ばれる洛陽街でも、地元客に一番人気のお店です。
富宏牛肉麺(西門町、建宏牛肉麺)
お店の最寄駅はMRT北門駅で、1番出口から徒歩5分。西門駅からは徒歩10分程度です。
以前は富宏牛肉麺(お兄さんのお店)と建宏牛肉麺(弟さんのお店)が並んで営業していましたが、現在は2軒とも富宏牛肉麺です。左側のお店の看板の一部が不自然に上書きされている(建→富?)のが台湾らしくて笑えます。
深夜0時前に行きましたが、店頭の厨房はフル回転状態。
右側のお店は満席でしたので、左側のお店へ入りましたが、簡素な造りの店内はザ・B級グルメという雰囲気。西門が近いことから若者のお客も多かったです。
富宏牛肉麺メニュー
看板メニューの牛肉麺は中サイズで100元。牛雑麺はモツ、綜合麺は牛肉とモツの両方が入っています。有名店の牛肉麺は200元近くしますが、約半額の庶民派価格です。
注文は口頭で、サイズと麺の太さ(太麺/細麺)を伝えます。観光客には少々ハードルが
高いですが、自分はスマホのメモ帳に書いて伝えました。お店のおばちゃんはとても親切。
小菜は20元と格安。ジュースは一人1個無料です(入口にある冷蔵庫から勝手に持ってきてOKです)。
太麺が美味しい牛肉麺
5分ほど待ってお目当ての牛肉麺が到着。スープは見た目濃いめですが、しょうゆ味でダシがよくきいたシンプルな味。八角の風味もほとんどありません。
きしめんのような太麺はコシがあり、もちもちとした食感。しょうゆ味のスープとの相性も抜群です。中サイズでも十分なボリュームがあり、食べ応え満点です。
お肉は大きくはないですが、たくさん入っています。クセもなく肉の旨みがしっかりと感じられ、価格を考えると大満足です。
トッピングも豊富
トッピングの牛油は大人気。途中で少し入れるとスープの風味が変わって美味しいです。見た目よりも辛いので入れすぎには注意。
何やら辛そうなトッピングとニンニク。地元のお客さんはニンニクをつまみながら牛肉麺を食べるようです。
富宏牛肉麺
台北市萬華区洛陽街69號
電話番号:02-2371-3028
営業時間:24時間営業
定休日:なし
おすすめ度(10点満点):8点