筆者がここ数年、台北に行く度にリピートしているのが鶏家荘。烏骨鶏が食べられる鶏料理のお店ですが、メニューも豊富で台湾料理全般を楽しむことができます。
お店はMRT中山駅から徒歩圏内で、京鼎楼の隣りというわかりやすい立地。中山北路にも支店がありますが、長春路の本店がおすすめです。
40年以上続く老舗だけあって店構えも立派で、中華街の人気店のような雰囲気。夕食の時間帯は地元客の宴会や日本人駐在員の接待等でいつも混雑していますが、席数も多いので、少人数なら予約なしでも大丈夫です。
鶏家荘 台北
店頭にはローストされた鶏がぶら下げられており、お店のこだわりと自信を感じます。鶏家荘では、放し飼いで育てられ、まだ卵を産んだことがない若い鶏のみを厳選して使っているそうです。
看板メニューの三味鶏
看板メニューの三味鶏(三色チキン)は600元~800元。お値段は少々張りますが、鶏家荘に行ったら必ず食べたい一皿です。
三味鶏は塩茹とローストの鶏肉、烏骨鶏の3種盛り合わせ。
黒い鶏肉(烏骨鶏)は見た目は少々抵抗がありますが、鶏の旨味が凝縮されていて本当に美味しいです。生姜ソースと甜辣ソースが用意されていますが、ソースをつけなくても鶏本来の濃厚な味を楽しむことができます。台湾ビールとの相性も抜群。
鶏麻婆豆腐と鶏飯もおすすめ
こちらも人気の鶏麻婆豆腐。鶏のオブジェのお皿で提供されます。(早めに写真を撮らないと、お店のおばちゃんにすぐに片付けられてしまいます。)
見た目は辛そうなマーボー豆腐ですが、オイスターソースで味付けされていて、まったく辛くありません。
隠れた人気メニューの鶏飯。鶏のスープで炊いたシンプルなご飯ですが、三味鶏をのせてチキンライスにしたり、マーボー豆腐と一緒に食べると箸が止まりません。筆者は毎回2杯は食べてしまいます。
ミシュランでも紹介されたプリン
鶏家荘はミシュランガイド台北(2018)でもお勧めのお店として掲載。三味鶏と並んで、デザートのプリンが紹介されています。
食後にサービスとして提供される手作りプリンは、濃厚な味わいで女性はもちろん男性にも大人気。団体客には巨大サイズのプリンが提供されますが、あっという間になくなってしまいました。
日本語メニューも用意され、ベテランの店員さんの対応も良い鶏家荘(片言の日本語も可)。価格はそれなりにしますが、鶏肉好きの方にはイチオシのお店です。
鶏家荘
住所:台北市長春路55号
電話番号:02-2581-5954
営業時間:11:00~22:00
休業日:旧正月5日間
おすすめ度(10点満点):9点