MRT中山駅や雙連駅から徒歩10分程度とアクセスが良く、食事が充実していることから人気の寧夏夜市。長年営業しているお店(屋台)も多く、気軽にローカルの味を楽しむことができます。今回は、寧夏夜市のおすすめグルメ(人気のお店)をご紹介します。
目次
寧夏夜市の行き方
寧夏夜市に行くにはMRT中山駅の5番出口か、雙連駅の1番出口が便利。中山駅からは南京西路を西に、雙連駅からは民生西路を西に10分ほど歩くと寧夏路(夜市)に着きます。
全長300メートルほどの小規模な夜市ですので、南京西路側(中山駅側)の入口からしばらくはお店(屋台)がありません。
屋台街の手前には子供向けの遊技店が並びます。一昔前のお祭りのような雰囲気です。
雨が多い時期は仮設のプレハブ屋根が設置されます。かなりの人混みで歩くのが大変ですが、雨の日でも夜市を楽しむことができます。
寧夏夜市の人気店
寧夏夜市を中山(南京西路)側から雙連(民生西路)側に歩いて、人気店をチェックします。
シフォンケーキの旺来蛋糕
女性客に人気の旺来蛋糕(屋台番号:130番)。別の場所で焼き上げたものを持って来ているため、タイミングが悪いとなかなか買うことができません。
この日は21時過ぎに屋台の前を通りましたが、シフォンケーキ(戚風蛋糕)がまだ残っていました。価格は大が100元、小が50元とリーズナブルです。
劉芋仔の芋丸(芋団子)
100軒近くの屋台の中でも一、二を争う人気店の劉芋仔(屋台番号:91番)はいつも大行列。芋丸はタロ芋の団子を揚げたもの。香酥芋丸はプレーンで、蛋黃芋餅には玉子の黄身が入っています。
作りたて、揚げたての芋丸が飛ぶように売れています。
揚げたてホクホクの芋団子(香酥芋丸)。シンプルですが、タロ芋の自然な甘みを味わうことができます。個人的には長時間並ぶほどではないかと思いますので、比較的空いている開店直後の時間帯(17時~18時)がおすすめです。
方家の雞肉飯
方家(屋台番号:60番)は鶏肉飯と魯肉飯が人気。あっさり風味ながらダシがよくきいている鶏肉飯は、イチオシの美味しさです。
牡蠣オムレツの3大人気店(圓環邊蚵仔煎、賴記、蚵仔煎大王)
カキオムレツの老舗「圓環邊蚵仔煎」。3大人気店はいずれも屋台ではなく路面店です。日本人観光客には圓環邊と賴記で人気を二分していますが、カキは圓環邊の方が多少大きめでソースの味も違います。
賴記雞蛋蚵仔煎。こちらは民生西路(雙連駅)側の入口近くで営業しています。こんがり焼かれた生地とやや甘めのソースが特長です。
ローカル客に人気の蚵仔煎大王。甘さ控えめのソースがかかった蚵仔煎は小ぶりの牡蠣がたっぷりと入っており、価格もリーズナブルです。
台湾おにぎりの阿婆飯糰
この日の寧夏夜市で一番長い行列ができていたのが「阿婆飯糰」。飯糰(台湾風おにぎり)の人気屋台で、民生西路側の入口付近(賴記雞蛋蚵仔煎のすぐそば)で営業しています。
台湾のメディアでもたびたび紹介されており、ローカルのお客さんが30名以上並んでいました。油條や肉でんぶなど具材がたっぷり入った、握りたてのおにぎりは見るからに美味しそう。今回は時間がなくて見送りましたが、次回はチャレンジしてみたいです。
ミシュランガイド台北でも2店が紹介
2018年3月に発表されたミシュランガイド台北では、寧夏夜市のお店が2店掲載。Street Food from Night Marketsとして劉芋仔がビブグルマンに選ばれたほか、圓環邊蚵仔煎も紹介されています。
寧夏夜市の営業時間、トイレ
寧夏夜市のお店の多くは18時から営業開始。深夜まで営業していますが、人気の屋台は大体24時頃に閉店します。
夜市で気になるのがトイレですが、寧夏夜市には公衆トイレが複数あるほか、一部の路面店(鬍鬚張美食文化館など)のトイレを借りることもできます。
筆者がよく利用するのが蓬莱国小(小学校)の地下駐車場のトイレ。夜市に面しているので場所もわかりやすく、トイレも複数あるのでお勧めです。