台北のランドマーク的存在の台北101。ビルの高さは509.2m(地上101階建て)で、ドバイのバージュカリファ(828m)に抜かれるまでは世界一高いビルでした。
89階にある台北101展望台は中国人観光客で混雑しているイメージで敬遠していましたが、15回目の台湾旅行で初めて行ってみました。
台北101へのアクセス
台北101は、MRT信義線の「台北101/世貿」駅4番出口と直結。周辺は高級ホテルやデパートが立ち並ぶ、台北でも最先端のおしゃれエリアです。
地下には鼎泰豊などのレストランやフードコートがあり、食事には困りません。また、85階には台湾料理の老舗「欣葉食藝軒」が入っており、観光客に人気です。
台北101の入場料、営業時間
展望台の入口は5階。営業時間は10:00~21:00(年中無休)。
一般チケットはJCBカードで支払うと10%割引。
※2024年1月現在、入場料(一般)は600元、プライオリティパスは1,200元です。
分速1010mのエレベーターで展望台へ
中台関係の冷え込みで大陸からの観光客が減少しており、この日は10分程度の待ち時間でエレベーターに乗ることができました。
東芝製のエレベーターは分速最高1,010メートルの速さで上昇。世界最速のエレベーターとしてギネスブックにも認定されています。
わずか37秒で89階の観景台(地上382.2m)に到着。エレベータの揺れはほとんどなく、気圧も制御されているので耳が痛くなることもありません。
89階の屋内展望台
ガラス張りの展望台からは台北の市街地はもちろん、山間部まで一望できます。
ビルの密集度は東京以上。天気が良ければ夜景もきれいそうです。筆者はドバイのバージュカリファにも行ったことがありますが、台北101の方がいろいろな眺めを楽しむことができ満足度が高かったです。
ジオラマ風で撮影。奥に見えるのは台北松山空港。
91階の屋外展望台
階段を上れば91階の屋外展望台に行くことができます。この日は強風で一時閉鎖されていましたが、しばらく待つと開放されました。(屋外展望台の開放時間は18時まで。)
地上390mの展望台はあまり広くはありませんが、風を感じながら眺めを楽しむことができます。
101階建てのビルは、91階から見上げてもまだまだ高さがあります。92階から101階には何があるのか気になりますが、一般には公開されていないようです。
展望台での観覧を終えて下りのエレベーターに行く途中には、巨大なダンパーを見ることができます。マスダンパーの重量は660トン。台風など強風時にビルが揺れるのを軽減する目的で設置されています。
台北101展望台
台北市信義路五段7號
営業時間:10:00~21:00
定休日:年中無休